【新製品発表】ソーラーGPSトラッカー、空港グランドハンドリングの「探す」と「電池交換」を減らす
- HANAOKA

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更新日:39 分前
屋内外の位置・稼働・積載状態を一元管理積載検知センサーと連携するソーラー式GPSトラッカーを製品化。
屋外ではGNSS、屋内ではビーコンを活用位置情報管理サービス「ARU」で位置と空き状況を可視化

花岡車輌株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:花岡 徹、以下「花岡車輌」)は、空港のグランドハンドリング業務における機材探索と電池交換の負担を軽減する「ソーラー式GPSトラッカー」を製品化しました。コンテナ等の積載有無を検知する「積載検知センサー」と連携し、位置情報と積載状態を組み合わせて管理できる仕組みです。本体下部のゴム製取付部に固定用の穴を備え、マグネット、ボルト、ステー等を用いて対象機材に合わせた取り付けが可能です。ドーリーではローラー部への装着を想定し、トーバー等の地上支援機材にも応用できる設計です。2026年9月8日より開催される「国際物流総合展2026」の花岡車輌ブースで初公開します。
開発の背景 - 広い空港で「使えるドーリー」を探す時間
空港のグランドハンドリング現場では、多数のパレットドーリーやコンテナドーリーが広いエリアに分散しています。作業者は「現在どこにあるか」だけでなく、「コンテナを積んでいるか」「すぐに使用できる空き状態か」まで確認する必要があります。特に広い空港内で使用可能な空きドーリーを探す作業は、現場の大きな負担となっていました。
また、従来の電池式GPSトラッカーは、多数のドーリーへ装着した際に充電や電池交換が大きな運用負荷になります。交換漏れによるデータ欠損や、保守のためにドーリーを回収する作業も課題でした。
そこで花岡車輌は、空港用カート・ドーリーの設計・製造で培った現場知見をもとに、屋内外の位置と積載状態を長期間管理できるソーラー式GPSトラッカーを企画しました。
位置だけでなく、「今、使える状態」まで分かる仕組みへ
本製品は、位置と稼働状態を把握する「ソーラー式GPSトラッカー」と、コンテナ等の積載有無を検知する「積載検知センサー」で構成します。両機器は無線通信で連携し、位置情報と積載状態を組み合わせて送信します。
本体下部のゴム製取付部に固定用の穴を備え、マグネット、ボルト、ステー等を用いて対象機材に合わせた取り付けが可能です。ドーリーではローラー部への装着を想定し、トーバー等の地上支援機材にも応用できます。
屋外はGNSS、屋内はビーコンで位置管理
屋外ではGNSSで位置情報を取得し、LoRaWAN®で送信します。GNSS信号を取得しにくい屋内ではビーコンを活用し、対応スキャナー等と組み合わせて屋内エリアの位置把握に利用できます。
位置情報管理サービス「ARU」と連携
本製品から取得した位置情報、稼働状態、積載状態は、花岡車輌が提供する位置情報管理サービス「ARU(アル)」上で確認できます。ARUは、モノや人の位置情報と、それぞれに付随する資産情報、履歴、写真、資料等を地図上で一元管理できるMAP型情報管理プラットフォームです。
本製品の主な特長
1.対象機材に合わせて選べる取付方法
ゴム製取付部に固定用の穴を備え、マグネット、ボルト、ステー等による取り付けに対応します。ドーリーではローラー部への装着を想定し、トーバー等にも応用できます。
2.屋内外をまたぐ位置管理
屋外ではGNSSとLoRaWAN®、GNSS信号を取得しにくい屋内ではビーコンを使用し、空港の屋外エリアと屋内施設を移動するドーリーを継続的に管理します。
3.ソーラー発電でトラッカー保守の負担を軽減
太陽電池モジュールと二次電池を搭載し、日常的な充電作業や電池交換の削減を目指します。
4.積載検知センサーで「空きドーリー」を判別
積載検知センサーがコンテナ等の積載有無を検知し、ソーラー式GPSトラッカーへ無線通信で送信します。位置情報と積載状態を組み合わせ、使用可能な空きドーリーを探す時間の短縮につなげます。
5.積載検知センサーは約7年間の電池寿命を想定
積載検知センサーは、一次電池による約7年間の動作を想定しています。設置環境や使用条件により変動します。
6.ARU上で位置・稼働・積載・資産情報を一元管理
ドーリーの現在位置、移動履歴、稼働状態、積載状態をARUの地図上で確認できます。ドーリーごとの管理番号、型式、導入日、点検履歴、写真、資料等を紐づけ、位置管理と資産管理を集約できます。
開発・製造体制
本製品は、花岡車輌が空港現場の課題をもとに企画・要求仕様・運用設計を行い、SMK株式会社が技術検討、設計・製造を担当しました。
主な仕様
構成:ソーラー式GPSトラッカー、積載検知センサー
位置管理:屋外はGNSS、屋内はビーコンを活用
通信:LoRaWAN®、無線通信
積載検知:積載検知センサーとGPSトラッカーが無線連携
電源:GPSトラッカーはソーラー充電、積載検知センサーは約7年間の動作を想定
取付:マグネット、ボルト、ステー等により対象機材に応じて対応
対応管理システム:花岡車輌「ARU」
※記載内容は発表時点の概要であり、正式な製品仕様は発売時にあらためてお知らせします。
「国際物流総合展2026」で初公開
花岡車輌は、2026年9月8日より開催される「国際物流総合展2026」の花岡車輌ブースにおいて、本製品を初公開します。会場では、ソーラー式GPSトラッカーの取付構造、ドーリーへの装着例、積載検知センサーおよびARUによる屋内外位置管理の活用イメージを紹介します。
今後について
今後は空港等の実環境で最終検証を行い、測位・通信・積載検知の精度や、長期運用時の保守性を確認していきます。正式な発売時期、販売方法、価格等については、決定次第あらためて発表します。
花岡車輌は、「運搬・移動・保管」に新たな感動を届けるため、道具とデータの力で現場の仕事を拡張し、人がより価値の高い業務へ集中できる環境づくりに取り組んでまいります。
