AIRPORT
12
CASE STUDY
株式会社ANA Cargo
"安全に保管できる安心感"
数多くの貨物が保管され、行き交う成田空港
作業員の軽減負担、貨物の安全のための施策が行われていました。
Global StageにおいてInnovationを実現し、国際物流の一翼を担うANA Cargo様。
航空貨物の需要増加に伴い、今回成田空港で導入して頂いた空のコンテナを保管する「航空用コンテナラックシステム」についてお話を伺いました。
ー 従来の作業や製品では、どのような課題がありましたか?
コンテナを保存する際、現状は直接床置きしているため、作業員にて都度固縛作業を実施しており、強風時の対応など苦慮しておりました。
ー どのような経緯でラックシステムをお選びになられましたか?
作業負担の軽減と、不要な荷役(にえき)によるコンテナ損傷リスクの軽減、また、第一に安全に保管するために選びました。
ラックシステムがない状態のコンテナ。右側は固縛している写真。強風でコンテナの切り欠き部から煽るような形でコンテナが飛んでしまうため複数のコンテナをまとめて固縛している。
ー 当該製品を選ばれた決め手のようなものがございましたらお聞かせくらさい。
これまでも御社とお付き合いがあり、予算に合わせた要望や細かな調整を実施いただいたことです。
一階部、二階部共に作業員が入れるスペースがあります
ー 導入された前後でどのような変化がありましたか?
荷役作業の軽減と、安全に保管できる安心感です。
ー 今回製品を特注する上でこだわった点はございますか?
通常コンテナラックは一方向での運用が一般的ですが、今回レイアウトの関係で両側から入出庫できるようにいたしました。1階部分のみですが、逆側からもフォークリフトでの利用が可能になります。
左:背面 右:正面 1階部分はどちらからもコンテナの出し入れが可能
ー 作業の中で取り組んでいる改善や対策などございますか?
2階部分においてキャットウォーク(コンテナ間通路)を歩いたりする際の落下防止対応と取り扱い基準を定め、より安全意識を持つようにしております。
ー 成田空港では航空貨物需要の増加を伺っております。御社の今後のご展望をお聞かせください。
コロナ禍もあり、貨物取扱が他社様含め非常に旺盛な状況となっておりますが、引き続き物流としての社会的インフラの使命にお応えするため、引き続き柔軟に貢献できればと思う所存です。
ー 貴重なお話をどうもありがとうございました!
国内外の航空物流を担うANA Cargo様。
世界との距離が近くなり、我々の暮らしにも大きな豊かさを与えてくれる
国際物流での活躍に今後も注目です。
企業詳細は下記に記載しておりますのでぜひご覧ください。
株式会社ANA Cargo / ANA Cargo Inc.
〒105-7133